城塞都市 概要

 短期キャンペーン『城塞都市戦記』の舞台となる城塞都市バークラニーツについて説明します。

 バークラニーツは蛮族と100年の長きに渡り戦争している城塞都市でした。
 人口は約1万人で、都市を守る騎士団に所属する兵たちはその3割に当たり、都市を囲う城壁は堅牢で、ここ30年間、蛮族軍が都市内に侵攻してきたことはありませんでしたが、先の戦いにより陥落しました。

 その被害は甚大で、都市の中央より西側は蛮族軍が行使した大魔術の影響で完全に瓦礫に埋まり、生き残った東側も蛮族軍に蹂躙され、生き延びた――そして逃げ遅れた――人々は蛮族の餌になるか奴隷として使い捨てられる生活を強いられています。

 陥落するまでの主な産業は武器防具や騎獣の輸出で、長年の戦いで鍛えられたその技術力は他国の騎士団や、傭兵、冒険者たちから高い評価を受けていました。
 今後は蛮族軍にその高い技術を持って作られた武器防具が供給されるのではないかと噂されています。


100年戦争の勃発

 バークラニーツの西側には“ヴォートソロの森”と呼ばれる蛮族が支配する地域が広がっており、都市としての起こりは蛮族からの侵攻を防ぐ目的で複数の都市国家が協力して設置した万里の長城のような長い防壁が始まりでした。
 この城壁は思いのほか上手く機能し、蛮族軍をヴォートソロの森へ封じ込めることに成功し、一時期は蛮族の侵攻が完全に鳴りを潜めることになりました。
 バークラニーツはその間に着実に大きく発展して人口15万人の大都市となり、実質的にこの地方の都市国家を治める立場になっていました。
 しかし、100年前、蛮族軍がヴォートソロの森に要塞を建設し、バークラニーツへの大侵攻を始めます。
 開戦当初、バークラニーツ騎士団1万に対し、蛮族軍は3万に達する大群でした。…が、バークラニーツの城壁は固く、多くの英雄が多くの名を持つ蛮族を打ち倒し、蛮族軍の大反攻を防ぐことに成功したものの、人族が行なったヴォートソロ要塞攻略作戦は当時の宰相の致命的なミスを犯し多くの英雄を失うことになり、結局攻略するまでは至れず、その戦争が100年もの長きに渡り泥沼のように続いていました。


地理的なことについて

 バークラニーツ周辺地域について説明します。

ヴォートソロ要塞

 バークラニーツの西側に、ヴォートソロの森と呼ばれる森林が広がっています。
 100年戦争が起こる前からこの森は蛮族が支配する地域で、この森から湧き出る蛮族を抑えるたえにバークラニーツは建設されました。
 100年戦争開戦時、蛮族はバークラニーツに対抗するため、この森に砦を築き、これが今ではヴォートソロ要塞と呼ばれています。
 この100年間で人族は何回かこの要塞に攻め込んでいますが、蛮族軍を統率しているドレイクカウント“蛮族軍の王”パウルスに守られていたこの要塞を落とすには至っていません。

近隣都市マーエフ、クールガン

 バークラニーツの東側には『マーエフ』と『クールガン』という二つの都市国家があります。
 …というか、この二つの都市国家をヴォートソロの森の蛮族から守るためにバークラニーツが建設されました。
 しかし、蛮族と戦うために…と兵力と物資をバークラニーツに集めたところ、いつの間にかバークラニーツの方が大都市となり、マーエフとクールガンを統治しているような状況になってしまいました。
 そのような状況は両都市としても面白くありませんでしたが、100年戦争が勃発し、バークラニーツが陥落すると自分たちの身も危ないため、当初は積極的に支援物資を送っていました。
 しかし、100年戦争が泥沼の様相を呈してから両都市の態度は一変します。
 両都市はバークラニーツが蛮族軍の共倒れに近い状態に陥るように画策を始め、補給物資等の支援を資金難を理由に出し渋るようになります。
(実際、この補給物資の支援は両都市にとって大きな支出でもありました。)
 このため、バークラニーツの国力は両都市の狙い通り疲弊しており、現在に至ります。

 両都市とも人口は1万人に満たない程度で、戦力は各都市で1,000人ほどしかありません。
 兵力がバークラニーツと比べると少ないように感じますが、両都市の問題となるのはヴォートソロ要塞だけで、他は友好関係にある人族の都市国家ばかりなため、バークラニーツがその役を十二分に果たしている今、両都市はそれほど戦力を必要と考えていないのです。

  • 最終更新:2012-12-09 15:12:46

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